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●ComicStudioの3D機能研究

2010年1月 5日    

コミスタ用の3Dツールの自作がほぼ完了したので
今年はコミスタ用素材を配布していこうかと計画しております

そこで 曖昧なままで済ませていたコミスタの3D機能について
いくつか考察してみました

まず ファイル>読み込み>3Dファイルで
1m角のlwoファイルを読み込んで画面上で表示されるサイズを調べてみます
10010501.jpg
A4用紙で5mm強 B4用紙で7mm弱  用紙幅等との比率で表示サイズが決まるようで

次に 他の3Dソフトでどう設定したものと同じ画像になるのかを調べてみます
使ったのはShade
5m間隔でグリッドと2m角の立方体を配置したもので位置合わせをしてみた
10010502.jpg
カメラの位置は中心から50mの位置で 15度下を見下ろすように設定
(15度はコミスタの設定項目の数字から)

画角設定はShadeの方で用紙サイズと同じにレンダリング設定した場合で31mm
正方形にレンダリング設定した場合で44mmでほぼ一致しました
(見にくいけれど 図中の緑線がコミスタの表示 黒線がShadeのレンダリング画像)
画像にも多少の誤差があるし それぞれの数値と合致するものが見つけれていないけれど
こんなものでしょう

最後に3Dフレーム作成ツールで3Dの表示エリアを作った場合の挙動を確認

どうやら作成するフレームの大きさによって
初期設定されるカメラの『距離』の数値が変動するようです

10010503.jpg
作成後 3Dフレームのサイズを替えただけでは設定は変化はしません
リセット(画像の赤丸)を押すとそのフレームに合った数値に変化するようです

ただ その挙動は少々意味不明
図では原点を中心に半径20mの球体を配置したのだけれど
新規作成時やリセット押した後 短い辺の幅に合わせて『距離』がセットされ
だいたい同じ範囲が写るようになっているのだけれど
図を見る通り 全く同じ範囲というわけでもないようです
ただ 原点から大体20mの範囲に設定されたものが表示されるようには設定されるようです

因に3Dのグリッド線は5m間隔のようです

また 長辺を延ばしても『距離』の設定は変化はしないようなので
短辺の長さが設定に影響しているのは間違いないようです
(因に3DソフトのShadeは長辺が設定の基準になる)

以上の考察からすると
LWOでの3Dモデルの作成は 主題になるものが原点から±20mの範囲になるように
形状の大小を調整するといいようです
今後どうするかは さらにテストが必要なようですね

投稿者 Yukimi` : 2010年1月 5日 12:08